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「旅のお支度、本当に必要ですか?」と

聞いてくれる人が、葬儀社にはいないという現実。

突然の別れを告げた翌日、あなたは葬儀社の担当者と打ち合わせの席に座っています。

悲しみと疲労と、何をどう決めればいいのかという混乱の中で、次々と説明が続きます。式の規模、祭壇のランク、棺の種類、返礼品の数量——そして、こう言われます。

「○○様の宗派では、旅のお支度が必要になります。こちらのセットをご用意しております。」

あなたはどう答えるでしょうか。

ほとんどの方は「そうですか、お願いします」と答えます。宗派のことなど詳しくない。でも「必要」と言われた。断ることへの後ろめたさもある。何より、大切な人のためになることならば、お金のことは二の次だと感じている。

その「お任せします」の積み重ねが、後から届いた請求書への驚愕に変わります。

これは、誰かが悪意を持って仕組んだことではありません。しかし、あなたが「選んだ」というよりも「選ばされた」という状態であったことは、否定できないのです。

セカンドオピニオンの重要性

旅のお支度とは何か?

宗派によって異なる、故人への最後の装い

  • Point 01

    旅のお支度が持つ本来の「意味」

    「旅のお支度」とは、故人様が浄土へ向かうための経帷子、手甲、脚絆、頭陀袋、数珠、草履などの総称です。「無事に浄土へ辿り着いてほしい」という思いを形にしたものです。これがプランに組み込まれた「有料オプション」となったとき意味が変わります。大切なのはその有無ではなく、どのような想いを込めるかをご家族が理解していることなのです。


  • Point 02

    宗派や宗教による「死生観」の決定的な違い

    この装束は、すべての宗派で必要なわけではありません。宗派・信仰によっては「そもそも必要ない」とされています。
    宗教により考え方は変わるため、一律で「必要」と断言できるものでは絶対にないのです。

  • Point 03

    家族の手で最後の衣装を「作り出す」自由

    旅のお支度とは、「宗派により必要性が変わり、どこまで準備するかは家族の意思と寺院の考え方によるもの」です。葬儀社から押し付けられた白い装束をただ受け入れる必要はありません。「生前大好きだった着物を着せてあげたい」「お気に入りのお洋服で、自分たちらしい旅立ちの姿を作り出したい」という想いこそが最優先されるべきです。


「必要です」と「いかがですか?」の間にある、大きな溝

葬儀社が旅のお支度をオプションとして提案すること自体は、決して間違いではありません。

問題は、その提案の仕方にあります。

本来、オプションとはこういうものであるはずです。

「○○様の宗派では、こういった旅支度を行う慣習があります。基本的な装束は今回のプランに含まれておりますが、より丁寧な品質のものをご希望の場合は、こちらのセットをご用意できます。どうなさいますか?」

選択肢を提示し、内容を説明し、判断を委ねる。これが本来の姿です。

しかし実際の打ち合わせでは、遺族がパニック状態の中、「宗派によって必要です」という一言で見積書に組み込まれ、その場で確認する知識も余裕もないまま話が進んでいくケースが後を絶ちません。

さらに言えば、旅のお支度を行うかどうか自体も、ご家族の意思に委ねられるべきものです。

宗派として意味のある準備であることを丁寧に説明したうえで、「おやりになりますか?」と確認する。それが本来、葬祭ディレクターや葬祭プランナーとしての誠実な仕事です。

知識を持ってご遺族に寄り添い、選択肢と判断材料を提供することが専門家の役割であって、パニック状態の遺族に「必要です」と伝え、確認のないまま見積書に乗せることは、専門家としての誠実さとは言えません。

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納棺の儀の重要性

納棺の儀の重要性

自分で選んだ旅支度を、見ることなく終わる現実

旅のお支度は、納棺の儀式の際に故人様へ身につけていただきます。

納棺とは、故人様をお棺に納める儀式です。しかしそれは単なる作業ではありません。遺族が故人様のお身体に触れ、手を握り、「ありがとう」「お疲れ様でした」と声をかけながら、最後の身支度を整えていく——この時間こそが、死という現実を少しずつ受け入れていくための、かけがえのない工程です。

ところが現実の葬儀の現場では、この納棺の儀式に遺族が立ち会えないまま終わってしまうケースが、少なからず存在します。

葬儀社のスケジュール上の都合、式場の段取り、あるいは「プロにお任せください」という一言で、遺族が席を外している間に終わっていた——そういう声を、私たちは現場で何度も聞いてきました。

つまり、自分たちが選んだ旅支度を、故人様が身につけているところを見ることなく、お別れを迎えてしまうということです。

「ちゃんと着ていてくれているのだろうか」「本当に準備してもらえたのだろうか」という不安と、立ち会えなかったという後悔が、葬儀の後も長く遺族の心に残ります。

費用を払い、内容を決め、それでも「見届けられなかった」という現実。これは、決して珍しいことではありません。

なぜ「プロの第三者」が必要なのか


「なんとなく高い」を、「これが私たちの葬儀費用」に変える

葬儀の見積書を前にして、「なんとなく高い気がするけれど、何が高いのか分からない」と悩む遺族は少なくありません。パニックの中で専門知識のないまま、旅支度の有無や祭壇の規模といった判断を迫られるのが現実です。

どれだけ誠実であっても、利益を出さなければならない葬儀社は、構造上「遺族の100%の味方」にはなれません。だからこそ、利害関係のない第三者の専門家が必要なのです。

葬儀ラボは葬儀社ではありません。特定のプランを売る必要がない完全な第三者として、見積書を一緒に読み解きます。

「本当に必要なものか」「金額は適正か」を丁寧に確認した結果、「なんとなく高い」という不安は、「納得して選んだ、私たち家族の葬儀費用だ」という確信に変わります。例え金額が変わらなくても、「納得して選んだ」という事実は、後悔のないお別れのために最も大切なことです。

葬儀アドバイザーの役割

葬儀ラボのセカンドピニオンとは

現場を知るプロが、遺族の隣に立つ

葬儀ラボは、埼玉県東部(吉川市・越谷市・草加市・三郷市)を中心に活動する、葬儀のセカンドオピニオンサービスです。

代表の小沢ミチオは、納棺師として10年・1万件以上の現場に立ち会ってきました。葬祭ディレクター1級、介護福祉士、介護支援専門員。介護の現場から看取りを見続け、葬儀の現場で遺族の悲しみと向き合い続けてきた人間だからこそ、業界の構造と遺族の痛みの両方を知っています。

副代表の吉村直樹も同じく納棺師として9年のキャリアを持ち、葬祭ディレクター1級を取得。介護職6年の経験から、生と死の連続性を誰よりも理解したうえで、遺族の側に立ち続けています。

私たちは葬儀社の顔色をうかがいません。ご遺族の味方として現場のリアルに基づいたアドバイスを提供します。相談無料です。


まず15分、話してみてください。

契約書にサインをする前に。見積書を受け取ったその日に。あるいは、もしもの時に備えて今のうちに。

どのタイミングでも構いません。「これは相談していいことなのかな」という遠慮も不要です。

葬儀に関することなら、何でも聞いてください。


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